明天再来翻。
可以的话,发几张图上来看看吧
つみきのいえ
1
ひとりの おじいさんが
うみのうえにある かわったいえに すんでいました。
どうして こんないえに すんでいるのでしょう。
2
このまちでは うみのみずが
だんだん うえに あがってきてしまうのです。
3
みずが うえに あがってきて、
すんでいた いえが
みずのなかに しずんでしまうと、
そのいえの うえに
あたらしい いえを つくります。
そのいえが
また みずのなかに
しずんでしまうと、
そのうえに
また あたらしい いえを
つくります。
4
こうして、 まるで つみきを
なんこも なんこも つみあげたょうな
こんな いえが
できてしまつたのです
5
おじいさんは このいえに ひとりぼつちで すんでいます。
おぼあさんが 3ねんまえに なくなつてしまつたからです。
おじいさんは あさ おきると、
いえのなかにある つりぼりの ふたを あけて、
さかなを つります。
ごはんの おかずに するためです。
そのほかに、 やねのうえで、
たまごを うんでくれる にわとりや
パンを やくための こむぎを そだてています。
たりないものは、 いえの ちかくを とおる
ぎようしようにんの ふねから かいます。
くだものやさんの ふね、 やおやさんの ふね、
おはなやさんの ふね……
6
そして、 おばあさんが つかつていた
エプロンを つけて、
じぶんで ごはんを つくります。
おじいさんは、
きんじよの おじいさんと
チエスを したり、
7
とおくに すんでいる
じぶんの こどもたちからの てがみを よんだりして、
まいにち たのしく くらしています。
そして よるに なると、
そとから きこえる なみのおとを ききながら、
なじいさんは ねむるのです。
8
そんな あるとしの ふゆのこと。
また うみのみずが ゆかまで あがつてきてしまいました。
「やれやれ……、 また あたらしい いえを つくらなきやならんか……」
おじいさんは、 おばあさんの しやしんを みながら、
そう つぶやきました。
9
そして おじいさんは
こしを いためないように たいそうを してから、
あたらしい いえを つくりはじめました。
むかしは このまちには
いまよりも もつとたくさんの ひとが すんでいました。
でも みんな いえを つくりつづけるのを やめて
ひつこしていつてしまいました。
けれども おじいさんは ぜつたいに
このいえに すむのを やめませんでした。
10
ところが あるひのこと、
いえを つくつていた おじいさんは
だいしつぱいを してしまいました。
「あつ……! だいくどうぐが……」
そう おもつたときには、
のこぎりや かなづちは
したの したの したのいえまで、
うみのなかを
おちていつてしまいました。
11
「やれやれ……、 とりに いくか……」
そこで おじいさんは せんすいふくを きました。
12
ざつぱ~ん……
おじいさんは みずのなかを もぐつていきました。
だいくどうぐは 3つしたの いえに おちていました。
13
けれど そのいえに きたとき、
おじいさんは 「あつ……」 と おもいました。
このいえは おばあさんと いつしよに
すんでいたときの いえだつたのです。
14
それは ずつとまえの はるのひ。
おばあさんは このいえで、
おじいさんと おばあさんの こどもたちに みまもられながら、
なくなりました。
おばあさんが なくなるとき、
おじいさんは おばあさんの てを いつまでも にぎつていました。
15
おじいさんは もつと したのいえへ
もぐつてみたくなりました。
したのいえへ もぐるたびた、
むかし そのいえた すんでいたときの ことを
おもいだしました。
14
このいえに すんでいたときの こと。
まちで カーニバルが ありました。
おじいさんと おばあさんの こどもたちが、 まごたちを つれてきて、
おばあさんが その まごたちのために おいしい パイを やきました。
いえいえの まどが でみせに かわり、 おんがくを ならしながら
パレードの ふねが やつてきました。
15
このいえに すんでいたときは、
おじいさんと おばあさんの いちばんうえの むすめが、
はなよめさんに なつて でていきました。
おばあさんが あつらえた ドレスを きて、
はなよめの むすめは とても きれいでした。
16
このいえに すんでいたときは、
かつていた こねこが いなくなつてしまいました。
きつと まちがつて
ぎようしようにんの ふねに のつてしまつたのです。
17
まだ ちいさかつた こどもたちは かなしくて なきました。
そして みんなで こねこへの おてがみを かいて、
ビンに いれて うみへ ながしました。
18
そして このいえは、 おじいさんと おばあさんに
さいしよの あかちやんが うまれた いえでした。
まだ わかかつた おばあさんは
あかちやんようの ちいさな ようふくを つくり、
おじいさんは このこのために ブランコを くつりました。
19
したのいえへ したのいえへ
もぐつていくたびに、
どのいえにも どのいえにも
おもいでが のこつていました。
20
そして おじいさんは
とうとう いちばんしたの いえまで おりてきました。
そのいえは とても ちいさな いえでした。
21
このばしよに まだ みずが なく、 りくちだつたとき、
おじいさんと おばあさんは まだ こどもでした。
ふたりは このばしよで いつしよに おおきくなり、
おとなに おつて、 そして けつこんを しました。
22
けつこんした ふたりは
ここに ちいさな いえを たてました。
おじいさんと おばあさんは ふうふに なつて、
このいえで くらしはじめたのです。
23
その さいしよの いえの うえに、
あたらしい いえを つくり、
また そのいえの うえに いえを つくり、
さいしよの あかちやんが うまれた いえも、
こねこが いなくなつた いえも、
カーニバルが あつた いえも、
ぜんぶの いえが つみきみたいに つみかさなつていました。
そして おじいさんは、 ずつと ここに すみつづけてきたのです。
24
はるに なりました。
おじいさんの あたらしい いえが
できました。
かべの れれめに
タンポポが ひとつ
さいていました。
おじいさんは それを みて
うれしそうに わらいました。(完)